あぁー悔しい!十分に勝てるチャンスがあっただけに残念でなりません。
クラブワールドカップの決勝戦は、Jリーグ王者の鹿島アントラーズが、
銀河系軍団レアル・マドリード相手に善戦したものの4-0で負けました。
一時2-1でリードした時は、もしかして勝てるかもと期待したけど、
そう簡単には勝たせてはもらえなかったですね。
延長戦に入っても、レアルのプレーの質は落ちていなかったし、
最後までレアルの集中力の方が上だったと思います。
そんなスター揃いのレアルの中でも、一際輝いたプレーをしていたのが、
やはりクリスティアーノ・ロナウド選手でした。
まさか決勝でハットトリックを決めて世界一になるとは・・・
さすが今年の年間最優秀選手バロンドールを受賞しただけあります。
一方、後一歩のところで大金星を逃した鹿島だけど、
MFの柴崎選手の2ゴールは世界中を驚かせたんじゃないでしょうか。
勝ち越しの2点目を取った時は、レアルも相当あせったはず。
来年にも欧州移籍を目指しているという噂もあるから、
今大会での活躍は世界への良いアピールになりましたね。
日本代表にも再び呼ばれるかもしれません。
試合はお互い死力を尽くした素晴らしい試合でした。
今大会を通じで絶好調だったディフェンス陣も、
GKの曽ヶ端、DFの昌子や西など素晴らしいプレーだったと思います。
しかし、そんな良い試合に水を差したのが、主審の疑惑の判定です。
後半45分にカウンターでFW金崎が相手を背にボールを受けて、
そのまま反転してディフェンダーをかわそうとした時です。
レアルのDFセルヒオ・ラモスが堪らず手をかけてファウル。
どう見てもイエローカードが出てもおかしくなかったんだけど、
主審は一旦カードに手をかけただけでカードは無し。
イエローカードなら2枚目でレッドカードの退場になっていたんです。
レアルは10人になるから、試合の流れが鹿島に傾いていたかもしれません。
解説をしていた元日本代表監督の岡田武史さんも
「さすがにイエローカードでしょう!」と怒っていましたからね。
過去にスペインリーグで審判員だったアンドゥハル・オリバー氏も
「レッドカードで退場させるべきだった」とコメントしています。
主審も一旦カードに手をかけたのに出すのを止めたからいけなかった。
それで、余計に不可解な判定になっちゃったんです。
誤審と言わざるを得ない判定だったと思います。
レアルの選手にビビッたかのかどうかわかりませんが、
あそこは勇気を出してイエローカードを出してほしかった。
勝ったレアルは称えますが、なんか後味の悪い試合になりましたね。