阪神一筋14年の鳥谷敬が、2000本安打という大偉業を成し遂げました!
どうやら、阪神の生え抜きでは、藤田平以来2人目の快挙みたいですね。
2004年に、鳥谷敬が、常勝軍団であった早稲田から阪神に入団した時は、
まさか2000本安打を達成するなんて考えもしなかったです。
大学在籍時は、ベストナインや首位打者を獲得しただけでなく、
2年生の時には、三冠王にも輝く素晴らしい成績を残しましたが、
それほど、突出したものが見当たらなかったというのが正直なところ。
飛び抜けた才能というか、爆発力というものをあまり感じなかったのです。
どちらかと言うと、すでにプロの速球に対応できる打撃技術があった
同期でヤクルトに入団した青木宣親の方を注目していました。
ただ、突出した能力はないものの、平均して能力が高かったため、
打撃や守備、走塁などの全てのプレイを難なくこなしていました。
おそらく、生まれながらにして野球のセンスは持っていたんでしょう。
それと、鳥谷敬には、他の選手にはない素晴らしい才能がありました。
それは、どんな苦境に直面してもくじけない強い精神力です。
記憶に新しいのが、今年5月に顔に受けた死球ではないでしょうか。
ボールが顔にあたって鼻の骨を骨折したにもかかわらず、
フェイスガードを装着して次の日の試合に強行出場。
連続試合出場という記録もかかっていたということもありますが、
彼の精神力の強さに本当に驚かされました。
このような強い精神力が鳥谷敬の2000本安打達成の
大きな原動力になったことは間違いありません。!
休むことなくここまで試合に出場してきたからこそ、
たくさんのヒットを積み重ねることができ、
鳥谷敬が、2000本安打を達成できたんだと考えています。
ここまできたら、2500本安打を目指してほしいです。
体もまだまだ若々しいし、40歳を超えても十分にやれるはず。
若手の台頭もありますが、負けずに頑張ってもらいたいですね。