あと一歩のところでメジャー初制覇の夢が潰えてしまいましたね。
先日、松山英樹は、全米プロゴルフ選手権に挑みましたが、
8アンダーで優勝したジャスティン・トーマスとは、
3打差の通算5アンダーで惜しくも5位に終わりました。
最終日に10番ホールでバーディーを取って単独首位に立った時には、
いよいよ松山英樹が全米プロゴルフ選手権を優勝して、
初めてメジャータイトルを奪取するのかとワクワクしていました。
ところが、11番ホールから、12番、13番と連続ボーギーを叩き、
一気にメジャー制覇の夢が遠のいていってしまったんです。
今回の優勝でメジャー初制覇を成し遂げたジャスティン・トーマスと、
またしてもメジャータイトルに手が届かなかった松山英樹とでは、
どこで明暗が分かれた最終日を少し振り返ってみました。
すると、優勝したジャスティン・トーマスは、
ここぞという局面で強気に攻めのゴルフしていましたし、
パットの技術も松山英樹を上回っていた感じがしたんです。
一方、松山英樹は、11番でセカンドショットをミスして、
3打目以降でもリカバリーできずにそのままボギーとなり、
そのままズルズルと後退してしまいました。
16番ホールでも、池を恐れて松山英樹は守りに入りましたが、
ジャスティン・トーマスは、池を恐れずに攻めたことで、
2打目をピンまで4メートルの位置につけてバーディーを奪いました。
池を嫌って逃げた松山英樹は、パーをセーブするのが精一杯。
この攻めで奪った17番のバーディーで、
ジャスティン・トーマスの優勝は決まりましたね。
やはり、メジャータイトルを勝ち取るためには、
強い精神力で攻めのゴルフ続けることが大事だと思います。
あと、以前は弱点でもあった苦手のパットを
松山英樹は、練習によって克服しつつあります。
ただ、パットが得意なジャスティン・トーマスと比べると、
まだまだ大きな差があるように見えました。
パットの技術がもう一段階レベルアップできれば、
メジャー初制覇もかなり現実味を帯びてくるでしょう。
それにしても、やっぱり11番からの3連続ボギーは悔いが残りますね。
せめて3ホールともパーをセーブできていたら、
そのまま波に乗って松山英樹が優勝していたんじゃないでしょうか。